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2013-05-06 Mon
さて3月に続いて4月の身体測定結果このGWは好天続きだったとまでは言えないけれども、それなりに天気が良い時間も多かったので日光浴には困らない連休となった。

ベランダに出したジルがあちこちをうろうろしているのを横目で見ながら飼い主はせっせとケージのメンテを続ける。しばらくすると部屋に入ってこようとするので良いから日光浴しとけ、とまた外に追い出したり、その後遅めの餌をベランダで食べさせたりしてのんびりとした時間を過ごす。

マーシャルもたまの日光浴。マンヤマガメを購入した店には良く目を引く甲羅のきれいなモエギハコガメがいて、その木目のような風合いに良いなあなどと感じ入ったりもしたけれど、こうしてみるとヒメニの甲羅だってなかなか味わいがあるじゃないか。まあモエギハコガメほどとは言わないけどさ。あ、じゃあなんでモエギハコガメじゃなくてマンヤマガメだったんだと突っ込まれそうだけど、元々マンヤマの方が個人的には気に入ってたし、高額なお値段に飼育難易度Sレベルでこれまでも多くの飼い主が死なせてきたと聞けば、そらね普通に手は出ない、少なくともよほどこれしかないと強く思うことがなければ飼ったりはしない。

こういったフォルムもいい(先のものより頭と体のバランスをクローズアップしてみせたつもりの写真w)。やはりWCの老成個体にみられる容貌魁偉というほかないような迫力ある巨頭に仕上げるのは難しそうだが、その分品はあるように思う。少なくともヒメニに関しては自然の恩寵は自然に帰し、ペットとしての愛らしさがあればそれでいいじゃないかと割り切れそうだ。せっかくこれだけCBが流通するカメだしね大事にしていきたいと思う。

でこっちはマイナーだけれど頑健で(モエギハコガメなどと比べればはるかに)リーズナブルなマンヤマガメ。こんな派手で不思議な模様を背負ったカメがなんでマイナー種なんだろうかと思いつつ、このカメがリーズナブルだったのはラッキーだった。生体の価格なんて希少性と輸送費が決めるもので種としての善し悪しなんてほとんど関係ない(というかペットとしてマスに人気のあるものは大量に流通ベースに乗りやすいので価格はむしろ下がる傾向があると言ってもいいだろう)、国内で殖やしている人も細々とはいるようだけれど、それだけではこのマイナーカメだって輸出元の規制がきつくなればあっという間に高価格化すること必死なのである(ま、あくまでも可能性で言えば、だけど)。
ともかく「お、これ良い!」と自分が思った生体がリーズナブルであるというのは昨今のサイテス騒ぎを見てももう間違いなくラッキー。国内CBが十分に流通するキボシイシガメはともかく、昔からカメ飼いの間では人気のあったオオタマガメなんてなかなかブリーディングが難しいようでほとんどCBが流通してないようだし、サイテスⅠ類に入ることで仮にだけれどショップで見かけることがあったとしても「どんだけー」という価格がつくようになるに違いない(それまでだって決して安くはないカメだけどね)。
カメではないが昔は諭吉+αくらいで購入できたと聞いていたノドダレトゲオイグアナなんてのも2010年にサイテスⅡ類に上がっただけで10倍くらいの価格で流通しているのを見てフイタ、いやもはやショップでも滅多にお目にかかれない希少種なんだろうけどさ。でもⅡ類程度で慣れないので有名な元安トカゲがやや高級種にとはね。所詮生体の値付けなんてそんなものである(誤解のないように記しておくがショップや代理店だって希少な生き物をそれだけの手間暇をかけて苦労して輸入して来ているのもわかる。だから別にそれで販売者が不当な対価を取っているとかそういうことを言いたいわけではない)。
次々と評価が上下する中で希少性や価格にごまかされず自分にとってどうしても欲しいという種をチョイスできるかどうかが、これからもこの趣味を長く楽しむためのコツになるかもしれないなどとも思った。もちろんだからこそどうしても気に入った生体が高価な場合、大枚を叩く結果になるのも致し方のないところではあるのだろう。
で、つい余計なことを考えながらの日光浴が済んだら身体測定結果

体重 2693g (+340g)
甲長 25.0cm (±0.0cm)
完全に以前の水準に戻った…というかむしろ激増した(汗
もうなにがどうやらという気さえするけれど、ここのところ排泄物が少なくなる傾向はあったかもしれない。さすがにいちいち排泄物の量を量ったりはしないので印象でしかないけれど。だからこれも結構な部分うん○体重である可能性はあると勘案しつつも2.5kgを大きく超えてきたのには素直に驚いた。一応体重減での不安は払拭されたと言えそうだ。

体重 228g (+12g)
甲長 10.0cm (±0.0cm)
こちらも餌メダカに沈下タイプカメプロスと食べ放題で体重が大幅に増えた模様。あまり体重を増やしたくはないがここのところの紆余曲折を考えればここは致し方なしか。ともかく配合飼料を食べてくれるようになったのでここからまた調整していきたい。

体重 115g (-10g)
甲長 9.1cm (±0.0cm)
マンヤマガメはやや体重を減らした。他にも理由はあるのだけれどまだ導入から1カ月でもあるし環境に慣れるまでの間の体重減は予想されたことでもある。餌も良く食べているので特には心配はしていない。

もうこの時期に入ってくると熱帯産のリクガメでもケージを出て昼間はベランダ夜は室内などという飼育も可能にはなってくる。というわけでしばらく室内で放牧させるわけだけれど。

いつものことながら部屋の隅で固まって動かないその姿を見るに、なんら問題はないとはいえケージに比べればずっと温度が低く、体を入れられるような水入れもないこの室内放牧にどんな意味があるだろう?とふと思う…そこでやっぱりたいした意味はなさそうだなと結論付けるとそっとケージに戻して放牧終了。たぶんこんなことをこれからも繰り返しながら今年も夏のベランダ飼育を待つことになるのだろう。
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