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フードなう
野菜の高騰がリクガメ飼育者を直撃している昨今ですが、幸いうちでは元々そんなに量は要りませんし当面は野草が採れているのでダメージはほとんどありません。ベランダの植物もバリエーションを増やす素材として十分に機能しています。リクガメ用に購入する野菜と言えばきゅうりやトッピング用にしめじやピーマン、ズッキーニ等を少量使う程度です。

そしてもう一つ野菜高騰の影響を避けるのに使えるのがリクガメフード。

CIMG2955_convert.jpg

先日とあるリクガメ飼育者さんから仕入れたスドーのトータスフード。どどーんと500g超。
臭いをかいでみるとトウモロコシなどの穀物系が強い感じですかね。


CIMG2956_convert.jpg

早速ジルに与えたところ食いつきは良し。このフードは初めてだったのですがジルに関しては食べる食べないはあまり心配していませんでした。もともとフードは非常によく食べる傾向にあったので。
むしろ案の定といったところでしょうか(-"-)


フードの使用には賛否があるようですが私はリクガメ飼育当初からある程度は使用してきました。雑食性の強いリクガメであることもありますが(現在は草食性の強いリクガメに特化したフードなども出ていますが、多くのリクガメフードはジルと同じアカアシガメを基本モデルとして設計されたと言われています)、かつて犬を飼っていた時にはドッグフードばかりでしたから同じようにリクガメにはリクガメフードと配合飼料の使用には抵抗はありませんでした(ミズガメや熱帯魚なども基本は配合飼料ですね。食性によって配合飼料を受け付けない種類もいますが、そうではない場合ペットに配合飼料を与えることは別に珍しくもなんともないですし、むしろそれが奨励される場合も少なくありません)。

カラフルな嗜好性の高いフードは現在では薬を与える時くらいにしか用いませんが、野草や野菜などを食べなくなってしまわないようにもう少し嗜好性の低いもの、あるいは着色料などをできるだけ使用していないものはむしろ飼育当初より積極的に使ってたりします(週に2~3回程度、姉妹品含め3種類程度を使用)。

それにはいくつか理由があるのですが一つはリクガメフードの原材料はアルファルファだったりティモシーやカラス麦だったりと普段の(我が家の)給餌ではまず与えないようなものが含まれていて、リクガメが食べる餌のバリエーションを容易に増やしてくれること。また必要な栄養素を総合的に考えて作られていますから野草や野菜での給餌に偏りがあった場合にそれを補う保険の役割が期待されること。動物性たんぱく質が含まれているものもありますからアカアシの雑食性を最低限満たすことができることなどがあります。またこれも製品にもよるので一概には言えないのですが、注意深く成分表を見ていくと繊維質が相対的に豊富な製品もあり下手な野菜を与えるよりも好ましいと思われるものもあります。あ、あとジルはフードを良く食べるという点は大きいかもです(^p^)

安全性に関してですが現在では着色料(場合によっては甘味料や防腐剤なども)を使用していないことを謳っている製品もありますし、疑ってかかればきりがなくそうした見地に立つと今度は野菜には残留農薬、野草には排気ガスや駆虫剤等それぞれ全く問題がないとも言いきれません。果てはオーガニック野菜や人里離れた野山まで野草を取りに行くとか自家栽培ですべての餌を賄うとかにまで過敏になると、飼い主だってそんなに良いもの食べてないんですけど?という寂しい事態になりかねませんwむしろ野菜や野草の給餌にフードも加えることである種のリスク分散に一役買ってくれることを期待したいところです。

また今日のリクガメの給餌に関してはまだ誤解と不備があるのではと思うのですが、その誤解とはこのフードに起因するものでホシガメの飼育書であるJERRY D. FIFE, 2007. STAR TORTOISES: The Natural History, Captive Care, and Breeding of Geochelone elegans and Geochelone platynota, LIVING ART publising, 66、によるとタンポポは通常2.7%のたんぱく質成分を含むとされますが、これを水分を含まない乾燥状態で計算すると18.7%にも跳ね上がるそうです。リクガメフードは逆に記載されている成分表示は乾燥状態のものであるのに対し、通常フードは水につけてふやかしてから与えるので、この時水分も含めた全体でのたんぱく質の占める割合は表示よりも実際は大きく減っていることになります。つまり成分表示ではたんぱく質含有量が高めに見えても、給餌する際にたっぷりと水に浸して与えればそれほど気にする必要はないということです。この点はフードを扱ううえで重要な視点なはずなのにもかかわらず看過され過ぎているように思われます。

ただしこれには本来前提とされなければいけない不備があって、それは水に浸したフードであれ野草であれ野菜であれ必要以上に与えればどちらにせよ肥満の原因となりうるということです(野草にもたんぱく質の含有量が多いものは結構あります)。つまり餌に含まれる成分とそのバランスの他に、全体のカロリー摂取量が考慮されなければそれには不備があるということです。しかしリクガメの種類やサイズ別の必要カロリー摂取量に関して言及されることはあまりないようです(そのような議論を知っている方がいらっしゃればご教示いただけると幸いです)。実際の飼育では多くの場合甲羅一つ分くらいなどといったたとえや、日々の観察によって適当量を把握するほかありません。観察はもちろん大切なのですが一方で摂取量の目安が数字としてわかればそれはそれで一助となるのではないでしょうか。

日本ではリクガメに毎日給餌をするケースが多いようですが(我が家でも例外ではありません)、アカアシの飼育書Mike Pingleton, 2009. The Redfoot Manual: A Beginner's Guide to the Redfoot Tortoise, Art Gecko Publishing, 85、によれば生後1年以上のアカアシガメに対しての給餌は2日に1度または3日に1度、しかも給餌して20分以内に食べきれる量というのが妥当なところだそうです。もしこのルールに従うのであれば毎日食べるだけ給餌を行うのは明らかにあげすぎということになります(滝汗


ところで話は変わりますがコスト面で考えると、うちではリクガメフードを多めにみて一回35g程度を使用するとして計算したところ7、80円といったところになります(もちろんフード自体の価格、飼育数、サイズ等々で大きく結果が異なるでしょうからこの辺はあくまでも一例としてさらっとお考えください)。これを野菜に置き換えてみると、チンゲン菜を二束180円で買って4回に分けて使ったとして45円、きゅうりやズッキーニなどトッピング類に2、30円くらい使ったとすると65~75円程度ですから感覚的にはフードよりほんの少し安いかほとんど変わらないくらいでしょうか(もちろん公園で採ってくる野草が断トツに安上がりという事実は決して超えられない壁ですw)。こうして考えると我が家では野菜が高騰した場合にフードの方が安上がりになるということは十分に起こりうることになります。野菜が高くて困っているという方は一度ご自分で試算してみて、結果次第では一部をフードで代替するといったことも有効かもしれません。


kame27さんに教えていただいたのですが、ゼリータイプの新製品のリクガメフードが発売されたそうです。リックゼリーという商品だそうですが、水分が飛ばないようにゼリー状になっていたり動物性たんぱく質が加えてあったり善玉菌が加えてあったり(ミズガメの餌、カメブロスの好評を受けてか?w)、たんぱく質の含有量も抑えてありなかなか面白い商品ですね。強いて気になる点を挙げると着色料や防腐剤などに対する言及がないこと(コメントで着色料・保存料は無添加という表記があるとkame27さんにご指摘いただきました)、ゼリータイプでおそらくかなり柔らかいと思われるのでこれを中心に与え続けると嘴の伸長に支障をきたさないかという点が挙げられるでしょうか。
ただいずれにせよより良いリクガメフードの研究開発には今後も大いに期待していきたいと思います(^O^)



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アカアシガメ | 09:34:27 | トラックバック(0) | コメント(20)

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